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【J1:第1節 川崎F vs 山形】川崎F側プレビュー

【J1:第1節 川崎F vs 山形】川崎F側プレビュー:相馬新監督の初陣は難敵山形。一つずつ積み上げてきた練習がどのような完成形になっているのか、非常に楽しみな一戦だ。(11.03.04)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00114767.html

新しい指揮官として相馬直樹監督を迎え入れた川崎フロンターレのサッカーはどのような試合を見せるのだろうか。ここまでの準備期間を取材してまず感じたのが、これは相当に頭を使うサッカーになるだろうという点である。常に状況判断を求められる練習メニューの中には、おそらくは完成形がこうなるのであろう、という要素が散りばめられており、その種類の豊富さもあって見ていても楽しめる練習が出来ていた。

例えば、最終的に11対11のフルコートでの戦いが透けて見える中、数メートル四方の狭いグリッドでの練習で、相馬監督が思い描くその基本的な要素を体に染み込ませていた。そうした練習が行われていた1次キャンプ中に今季から新加入の田中裕介に聞いたところ「(練習では)頭を使いますが、体に動きを染み込ませるところまで追い込んでいければいいと思います」と、戦術理解の習得に意欲を見せていた。また2年目の小林悠も「(相馬監督のサッカーは)パスを出したら、動くという事を徹底してますね」と話し、オン・ザ・ボールの局面がオフ・ザ・ボールの局面に切り替わっても動きを止めないことを求められていた。

これらの動きの末に到達するのが、チームが一丸となって守備をするシステムである。そのため、練習ではフィジカルメニューの充実ぶりも目立っていた。例えば1次キャンプ中の1月26日には40秒間のインターバルダッシュというものが行われている。わざと乳酸を溜め、そうすることによって乳酸への耐性をつけるのだというその練習を終えた中村憲剛は「攻撃して、守備して、また攻撃するとそれくらい(の時間、約40秒)になるのかなと思いました。そういうのが(ここまでの練習では)全部繋がってますよね」と充実感をにじませていた。極限まで傷めつけられ、疲労感にまみれているはずの練習後にも笑顔だったのは、それだけ手応えのある練習ができているという事なのだろう。

川崎Fの1次キャンプは、宮崎県などを襲った新燃岳の噴火と火山灰の降灰によって中止を余儀なくされ3コマ分の練習が変更となった。また、宮崎空港の閉鎖と高速道路の不通により鹿児島空港への移動の負担を負うこととなってしまう。この件では同宿してコミュニケーションを深めるという点で問題が出ており、新加入の柴崎晃誠が「(キャンプの中断について)もう少しみんなと一緒に居れば、溶け込めるんじゃないかと。(まだまだ)全然ですね」と頭を抱えていた。ただしチームとしては、噴火したその日には1次キャンプの中止を決断し、午後には本拠地川崎へと移動したことで影響は最小限に留まっていると言える。ちなみにその柴崎も3月2日の練習後には「回りとの連携は取れていますし、コミュニケーションも問題ないです」と話しており、チームには馴染めているようである。
練習試合では2月4日に行われた中央大学との対外試合1試合目において、守備面で高いレベルでまとまりが見られた一方、攻撃面でノッキングしているような印象があった。ただ、そうした問題も徐々に解消されつつあるようで、紅白戦などを見る限りでは個の力に頼らないサッカーが実現できているようである。

練習が、細部から試合そのものへと発展する過程において、選手たちの口から出てくる課題も、自らの動き方から、チームとしての連動性について語られるようになっており、その変化も面白いものがあった。例を挙げると、1次キャンプ中の1月26日の菊地光将の「難しいのは出したら動かないとダメというところ。短い距離のパスなら動けるんですが、長いパスを出した際は、どうしても見てしまいますね。そういう動きを頭の中で理解しないとダメですし、意識したいと思います」という言葉や、稲本潤一の「この時期のキャンプは追い込むものですし、苦しい練習になるのは仕方ないと思います。1年間やれるだけの体を作るキャンプなので」といった言葉のように、キャンプ中は自らを視点としたコメントが多かった。それが練習や対外試合などを経て「行くところと行かないところとの理解はだいぶできてきました。回りの動きを見ながらですが、やりにくさはそんなにないです」と話す楠神順平の言葉や、横山知伸の「攻守の切り替えの際のラインの押し上げについてはよく言われています」という言葉のように、明らかにチームとしての連動した動きについて言及するものへと変化してきている。

選手個人からチーム全体へと共通理解が進捗している姿が透けて見えてきているが、それが結果として現れるのかどうかは、正直なところまだわからない。開幕戦の相手は、相馬監督が「やるべき事をやるサッカーをきっちりやっていると思います。穴が空きにくい」と分析する山形である。しっかりと組織を作り、アグレッシブに守備する局面ではリスクを背負い、サイドからの攻撃を特徴とする鍛えられたチームであり、簡単なものにはならないだろう。また、昨季の天皇杯で敗れた相手であり、タイトルを目指す川崎Fにとっては、ホーム開幕戦ということも含めて勝ちたい試合である。

戦術理解が浸透してきているとはいえ、相馬監督の元での公式戦はこれが初めて。そういう点で川崎Fにとっては未知数の試合となる。一方の山形は小林伸二監督に率いられて4年目。2季連続で山形をJ1に残留させており、この試合でも虎視眈々と勝点を狙ってくるはず。この山形を相手に、川崎Fはどれだけのサッカーを見せることが出来るのか。守備のシステムは機能するのか。その一方で、山形の守備を崩す縦へのスイッチがどの瞬間に入るのか。それらのサッカーがチームとしてどのように機能し、ピッチ上にどんな完成形を映しだしてくれるのか。新加入選手の活躍ぶりは?新しいポジションを与えられた選手はどう動くのか。それこそ一言では語れない様々な観点から試合を見てみたいと思う。非常に楽しみである。


===
新体制で意識に変化 憲剛「2桁いきたい」
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2011/03/05/kiji/K20110305000365610.html

 川崎FのMF中村が2桁得点を自らに課した。全体練習後にFK練習を行い、1本1本感覚を確かめるようにゴールの四隅を狙った。

 今季は相馬新監督の下、より攻撃的な役割を要求されているが、実戦を重ねるうちに得点への意識が変化。「最初数字は気にしなかったけど、練習試合でチャンスが多くて2桁はいきたいと思うようになった」。06年に10得点を挙げた後は4季連続で4得点にとどまっている。開幕戦でゴールを決めてチームを勢いに乗せたいところだ。

 ▼川崎F・相馬直樹監督 自信を持って開幕を迎える。タイトルへ向けチャレンジする姿勢をピッチで見せていきたい。

 ▼山形・小林伸二監督 勝ち点52で7位を目指す。球際を激しくし、最後まであきらめない粘り強いサッカーを見せたい。


憲剛、今季は10発ノルマ…川崎
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20110304-OHT1T00250.htm

◆J1第1節 川崎―山形(5日・等々力陸上競技場) 重いノルマを、自らに課す! 川崎のMF中村憲剛(30)は山形戦(等々力)を翌日に控えた4日、「前の選手だし、ゴールは2ケタはいきたい」と目標を明かした。今年から攻撃的MFにコンバートされた大黒柱の胸は、ゴール量産の予感であふれている。

 相馬直樹新監督(39)を迎えた今季。開幕スタメンは昨季から8人も替わり、まさにリスタートの1年となる。現在、ジュニーニョ、山瀬、黒津と実績のある前線の選手が負傷に苦しんでいるが、だからといって「攻撃の川崎」の旗印を下げるわけにはいかない。

 決して大口を叩かない男が、初めて開幕前に数値目標を掲げた。「最初は考えないつもりだったけど、練習試合をしているとチャンスが多い。自分に課すということも必要なのかなと」。ボランチから1列前に上がった責任感と、充実の手応え。06年(10点)以来の大台到達は、最低ラインに設定したに過ぎない。

 昨年は2月のACL城南一和戦で顎を骨折し、開幕戦は欠場。「去年は病室だった。サッカーをやれるのは幸せ。勝って、先に進みたい」。言わずと知れたパスの名手は、貪欲なスコアラーとしてJを席巻する。

 川崎・相馬直樹監督「自信を持って開幕を迎えられるようになりました。山形は、スキを見せれば突かれるイメージ。挑む姿勢をきっちり見せて、チャレンジャーらしいプレーをしてほしい」

 山形・小林伸二監督「1か月以上の厳しく長いキャンプをやってきた。だから開幕戦では答えを出したい。今季の目標は7位。絶対に達成したいし、クラブとしても大きな夢。チャレンジしていきたい」


川崎・憲剛、2ケタ得点宣言!FKも狙う
http://www.sanspo.com/soccer/news/110305/sca1103050504004-n1.htm

 川崎の元日本代表MF中村憲剛(30)が4日、今季の目標をぶち上げた。

 「2ケタは取りたい」。これまで、ゴール数を具体的に掲げることはなかったが、今季はポジションをボランチから左サイドへ移行。相手ゴールに近い位置でプレーすることになり、得点への意識がより強くなった。

 この日は川崎・麻生グラウンドで全体練習後、「練習しないと(本番で)蹴らしてもらえないから」と居残りでFKを約20本蹴り、何本も決めてみせた。

 1月のアジア杯は代表に招集されなかった。「まずチームで結果を出して、その上で代表も目指したい」。衰えない憲剛の情熱が、川崎へ初タイトルをもたらす。(宇賀神隆)


【川崎F】相馬監督J初陣へ「挑戦者」
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20110304-744387.html

 川崎Fは4日、麻生グラウンドで開幕に向けた最終調整を行った。5日の開幕戦の相手は山形。リーグ通算戦績は12勝5敗7分けと相性は良いものの、昨年11月17日の天皇杯4回戦では延長戦でも決着がつかず、PK戦で惜敗した。それだけに、この日はMF中村憲剛(30)らが居残りでPK練習に励んだ。Jリーグ監督として初陣となる相馬直樹監督(39)は「ちょっとでもスキを見せれば突かれる。簡単ではないゲームになると思う。(相性などは)関係なく、チャレンジャーのつもりで戦いたい」と気を引き締めていた。


Jリーグ5日開幕、J1県内クラブ臨戦態勢/神奈川
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103040051/

 Jリーグの2011年シーズンは5日、各地でJ1、J2が同時に開幕する。県内のJ1両クラブは4日、翌日に迫った初戦に備え、最終調整を行った。

 相馬新監督を迎え、悲願の初タイトルを目指す川崎は、ホームで山形を迎え撃つ。堅い守備で鳴らす昨季の13位チームは、「攻めの川崎」の生まれ変わった姿を見せつけるのに格好の相手だ。

 2年目の木村監督の下、飛躍を誓う横浜Mは、いきなり昨季のチャンピオンチーム名古屋と対戦。敵地で王者相手に結果を残し、1週間後のホーム開幕戦に凱旋(がいせん)できるか。

 昇格を期すJ2の湘南は6日に岡山と、横浜FCは富山と、それぞれホームで初戦を迎える。

 J1、J2ともホームアンドアウェー方式で12月3日の最終節までの長丁場。J1の上位3チームは来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得する。J1下位の3チームはJ2に降格し、J2上位3チームがJ1に昇格する。


川崎:「変身」示す好機/山形戦
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103040053/

 相馬新体制で迎える初の公式戦を前に、MF中村は「やっと来たって感じ。いい準備ができた」と手応えを語る。

 9選手が加入した今季。「ほとんど昨年とは違うチーム」と中村。そのため、新監督が求めている「ボールに連動するサッカー」をプレーの中に落とし込もうと、キャンプなどでは実戦形式での練習に時間を割いてきた。「ボールを引き出す動きも、ポジションのすみ分けもできるようになってきた」と開幕への仕上がりに充実感をにおわす。

 昨季は、下顎骨折で開幕戦に出場できなかっただけに、初戦への思いは強い。「去年の今ごろはまだ病院にいた。サッカーができる喜びをホームで味わいたい」とかみしめるように話す。

 山形戦に向け、相馬監督は「相手は穴をつくれば突いてくるチーム。初戦からチャレンジャーの姿勢でいきたい」と意気込んでいる。攻守のキーマンとなる中村も「サポーターの前で、プレーを見せるのが何よりも楽しみ。攻守でスイッチになりたい」と力強く話した。


【川崎F】セットプレーを最終確認
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20110304-744250.html

 川崎Fは4日、川崎市の麻生グラウンドで全体練習を行い、翌5日の山形との開幕戦(等々力)に向けて準備を整えた。選手は軽めのフィジカルメニューの後、セットプレーで最終確認。チームの山形戦はJ1で3勝1分けと無敗だが、左サイドバックで先発出場が濃厚なDF小宮山尊信(26)は「いやな相手。そう簡単に勝てる相手じゃない。今までも楽に勝った試合はない」と警戒していた。


川崎F8年ぶり憲剛以来新人開幕戦出場も
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20110304-744050.html

 川崎Fは3日、麻生グラウンドで開幕前最後の紅白戦を行い、臨戦態勢を整えた。ジュニーニョ、黒津が調整遅れという「FW不足」の中、明日5日の開幕戦(対山形)は大卒新人FW棗(なつめ)佑喜(22)、高卒FW谷尾昂也(18)のベンチ入りが確実。大卒DF田中雄大(22)も左サイドバックのサブとしてスタンバイしている。新人の開幕戦出場は03年J2時代の中村以来、クラブ史上8年ぶり。J1では初。相馬監督は「みんな1つ1つ力をつけてきた。どれだけ力を発揮してくれるか」と期待。田中雄は「出る機会があれば積極的にいきたい」と言った。


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