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【J1:第7節 川崎F vs 仙台】レポート

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本日2回目の更新です。
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【J1:第7節 川崎F vs 仙台】レポート:川崎F、痛恨の逆転負け。再開初戦を制した仙台は東北に希望の光を灯す。(11.04.24)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00117796.html

4月23日(土) 2011 J1リーグ戦 第7節
川崎F 1 - 2 仙台 (14:05/等々力/15,030人)
得点者:37' 田中裕介(川崎F)、73' 太田吉彰(仙台)、87' 鎌田次郎(仙台)
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これほどまでに劇的な試合展開がありうるのかと、うならざるを得なかった。勝点1を分けあって、健闘をたたえ合う試合後の両チームの選手の姿が脳裏をよぎり始めた87分の事だった。梁勇基からのFKをゴール前の鎌田次郎の頭が完璧に捉える。頭ひとつ抜けだした鎌田のヘディングシュートは「そんなバカな事が?」との魂からの叫びを引き連れて、ゴールネットへと吸い込まれていく。「そんなバカな事」が現実のものとなった仙台サポーターの歓喜の声がスタジアムを満たした。

試合直後のTVインタビュー中に手倉森誠監督は、感動で言葉を詰まらせていた。それほどのまでにドラマチックなゴールを決めた鎌田は、ゴールの場面を振り返る時、この試合を象徴するような言葉を口にする。ゴールを決めた後になって、鎌田は場内の電光掲示板にある時計を確認したのだという。

「ゴールした後に時計を見たらあと3~4分くらいで、もうそんな時間なのかと思いました」

彼はあのゴールの瞬間まで、経過時間を意識していなかったのである。時間の感覚がなくなっていたのか、時間を確認する余裕がなかったのか。いずれにしても、彼は後半の残り時間を意識する暇もなく、死に物狂いでプレーを続けていた。それが、もしかしたら気迫というものの正体であるのだとすれば、この日の仙台は気迫に溢れるプレーを見せ続けていた。気持ちで、川崎Fを圧倒していた。

ただ、だからと言って、試合前の川崎Fが主導した復興支援のイベントについてとやかく言うつもりはない。この仙台戦の試合前に川崎Fのサポーターグループである川崎華族によって配布された通称「みんなのチラ裏」に、川崎Fサポーターと仙台サポーターとの交流の歴史が掲載されている。それによると、もっとも古い日付は2001年6月17日。しかしこれはあくまでも記録に残された交流であって、実際のところ川崎華族にも交流のきっかけがなんだったのかが分からないのだという。いずれにしても、コアサポーター同士の10年を超える付き合いもあり、この日の試合前の川崎Fらしさ漂う感動的かつ感傷的なイベントは成立していた。

考えてみると、被災地とそれを支援する側との境目がただ単に運だったという現実を、ホストであるところの川崎Fは理解していた。だからこそ、ベガルタ仙台を同じ日本に住む同胞として意識し、数々のイベントで受け入れたのである。そもそも川崎Fは復興支援のキャンペーンをMind-1ニッポン・プロジェクトと命名。そのプロジェクトの一環として、この日行われたイベントがあった。そうしたバックグラウンドを念頭に置いておかねば、この試合における川崎F側の姿勢を理解することは難しい。

試合は膠着状態にも似た展開で推移していく。中断期間中の練習試合を経て、仙台は4-3-3のフォーメーションを選択。角田誠をアンカーとした中盤は、高い守備意識を見せる事となる。そうした戦いに加え、アウェイでの戦いである事が彼らに有利に働く。手倉森監督は試合前「注目されているゲームで、注目されているチームとして、こうやってアウェイからスタートするのは我々のアドバンテージである」と選手たちに話している。すなわち「アウェイの戦い方をきっちりする事。コレクティブに手堅い守備から隙を突くというやり方を、心がけてやれたからです」と説明する。平たく言えば、守備に意識を割けるという事である。

守備に枚数を掛ける相手に対し、ノッキングを起こす川崎Fをこの中断期間中の練習試合で何度か目撃してきた。それらの情報を仙台が手に入れていたのだとすれば、この日の仙台のゲームプランはまさに川崎Fを下すために遂行されたものだった。これまでの練習試合がそうであったように、堅い守備を敷く仙台に対し川崎Fはフィニッシュへの手がかりを無くしてしまう。

シーズン当初から縦への意識を高めてきた川崎Fにとって、横パスやバックパスはおそらくは心理的に難しいパスとなっている。結果的に縦パスが増える事となるが、そうして出されたパスは精度を欠くものとなりがちだった。そんな川崎Fについて関口訓充は「前半に向こう(川崎F)がプレスを掛けられたらつなげない事は分かっていました」と証言。いくつかの要因が折り重なる中で、仙台が川崎Fボールを組織的に奪う構図が出来上がっていたのである。

そうした仙台を相手に苦しむ川崎Fではあったが、さすがと思わせられたのが37分の先制点だった。中村憲剛からのパスを、登里享平が絶妙なタッチで縦につなぎ、山瀬功治へ。ペナルティエリア内に走りこんだ山瀬がルックアップした先に田中裕介が走りこんでおりグラウンダーのマイナスクロス。田中裕介がこれをダイレクトで蹴り込んで川崎Fが先制点を奪う。

前半わずか3本のシュートで1点を奪った川崎Fは、心理的な優位性を持って後半を戦えるはずで、実際にそうした展開となる。1点リードというマージンを手にした川崎Fは、リスクを管理しつつ丁寧な試合運びを見せる。攻撃にあたってはバランスを考え、ボールを失った際の切り替えで仙台の機先を制し続けた。

後半の仙台をシュート0に抑えこみつつ試合を進めた川崎Fにとってこの試合は勝ち試合だった。それは開口一番「もったいなかった」とつぶやいた中村の言葉に集約されている。十分に勝機のある試合だったとの認識を持ったとしても不思議ではない試合展開だったのである。しかし、試合は思いがけない展開を見せはじめる。スタジアムを埋めた仙台サポーターの声と、その声の背後にある思いを背に受けて、走り続けた仙台が逆襲を開始する。

67分。川崎F陣内に走りこんだ太田吉彰が小宮山尊信にブロックされて倒れ込んでしまう。胸を強打したのかと思えたが試合後の太田は足を吊らせていたと明かす。

「通常であればやめていたと思います。ただ、足が攣っただけでは代われなかった。筋肉が切れてもいいから、続けようと思っていました」

そこまでの覚悟を太田にもたらしたのは、被災地の信じられない光景であり、未だに避難所での生活を強いられる被災者一人ひとりの顔であり、落命した数多くの被害者の存在だった。73分に同点ゴールを決めたその太田は、攣った足の痛みもありピッチに倒れ込んだまま喜びを爆発させる。「足が攣った痛さよりもうれしさが上回っていました。ホントにラッキーでした。きれいなゴールではないかもしれないですが、それでもゴールはゴールなので」と話す太田は結局そのまま交代。極限状態にまで体を追い込み、執念でゴールネットを揺らしたのである。

この日の仙台について、その高いモチベーションについて証言する言葉は少なくない。足をつらせた太田のエピソードはもちろん、残り時間を確認する事もできなかった鎌田の件もそう。また試合後の相馬直樹監督は「本当に気持ちの面で、負けることがないようにという話を選手たちにして、そういう中で臨んだんですが、同点ゴールにしても、最後のところにしても、相手の執念、勝ちたい気持ちに上回られてしまったのかなというふうに感じます」と脱帽するしかなかった。

試合前に手倉森監督が口にし続けた「希望の光」という言葉は、その言葉のイメージとはかけ離れた仙台の選手たちの泥臭さによって現実のものとなった。大きすぎる悲劇を伴った今回の震災は、本質的に重さを伴うものである。ただ、その悲劇を背負いつつも、それを重荷と感じさせなかった手倉森監督のチームマネージメントがこの劇的な逆転勝利をもたらした。そして全国からの思いが、選手たちを鼓舞した。

「東北の、被災地の我々のチームに対しての日本全国からの思いというのがね、あのボールに乗り移って、勝たせてもらったのかなと思います」(手倉森監督)

仙台の選手たちは「重さ」を戦いへの推進力へと昇華させ、自らの足が壊れることを厭わずに走り続けたのである。

「仙台から来られなかった人たちは、勝てたことを聞くしことしかできない人も多いと思う。そういう人たちが試合結果を聞いてくれて、それで希望をあたえられれば嬉しいですね」(太田吉彰)

「勇気が与えられたのかどうかはわからないが、何でもいいので何か感じてもらってこれからの希望になってもらえればうれしいですね。目標がないと人生はつまらないから、これで俺達も、と思ってもらえればいいと思います」(鎌田次郎)

目には見えることのないはずの「希望」が具現化した、そんな試合だった。

先制した川崎Fは、後半に集中力を欠き逆転負け。仙台は復興への思いを胸に戦い、後半2本しか放てなかったシュートを2本ともゴールにつなげ苦手の等々力での初勝利を手にした。

以上


【J1:第7節 川崎F vs 仙台】相馬直樹監督(川崎F)記者会見コメント(11.04.23)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00117768.html

●相馬直樹監督(川崎F):
「再開のゲーム、そして仙台という特別な相手、というゲームで、こういう結果になってしまったことは非常に残念に思っています。本当に気持ちの面で、負けることがないようにという話を選手たちにして、そういう中で臨んだんですが、同点ゴールにしても、最後のところにしても、相手の執念、勝ちたい気持ちに上回られてしまったのかなという風に感じます。
ただ、決して内容としてもそれほど悲観するものでもなかったと思っています。ただ、勝ち切るにはこれだけ難しい相手。今日の仙台は非常に、多分今シーズンで一番難しい試合になるかもしれないと言って選手を送り出したんですが、事実そうなってしまって残念ではありますが、そこを上回るだけのものを今後付けていくようにしたいと、今は思っています。以上です」

Q:仙台が2トップになった後、DFのファールが増えて、結果的にそのFKから失点してしまいましたが、その点についてはいかがお考えでしょうか。
「2トップになってからというよりも、少し中盤、全体でボールを自分たちが少し拾えなくなってしまったという部分が大きかったと思います。持っているボールも、一個一個のところで、少しこちらが止まり始めたところが、向こうはサイドのところで一個一個反応が早くなって行ったなという事は感じています。そこが最終的にそうなったのかなと思っています」

以上


【J1:第7節 川崎F vs 仙台】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(11.04.23)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00117769.html

●手倉森誠監督(仙台):
「終わった後、感極まって涙が出てしまいました。あの、ホントにここに辿りつくまでゲームがスタートしてみないとわからない、という状況で終わってみれば最高の勝ち方で、勝点3を取れたという所に感激しています。今日のゲームは、チームで話をしたのは、『とにかく注目されているゲームで、注目されているチームとして、こうやってアウェイからスタートするのは我々のアドバンテージである』という話をしました。それにはやっぱりアウェイの戦い方をきっちりする事。コレクティブに手堅い守備から隙を突くというやり方を、心がけてやれたからです。もしこれが逆のホームの立場であれば、もっと果敢に行かなければならなかっただろうし、そういった意味でイケイケにならないゲームになったのはアウェイでスタートできたからかなと思います。
先制点を取られて、2点目を取られていれば本当に厳しいゲームになっていたと思いますが、体を張って、最少失点で抑えて、追いつけた時の、チームに勢いが生まれてサポーターの後押しもあって、東北の、被災地の我々のチームに対しての日本全国からの思いというのがね、あのボールに乗り移って、勝たせてもらったのかなと思います。
本当にいいスタートが切れたので、これをやり続けていきたいと思います。以上です」

Q:公式戦で初めて4-3-3を試したことの手応えと、ベンチに田村を含めてボランチができる選手を4人入れたところの狙いは?
「まず今日は、本当にチームの連動性、流動性を表現できるのかどうかを試したかった。強い相手に対して、それが通用すれば自信になるだろうし、通用しなければ4-4-2に戻せばいいかなというくらいの気持ちでね。そうなったときにボランチの役割が非常に高くなる。アンカーになるのか、両サイドでどんどん攻撃に絡まなければならないのか、というところで。で、基本的にフロンターレを相手にする時は、守備で追い回さなければならないという事を考えれば、そこは消耗する場所かなと。今日はそういうメッセージも込めて、ボランチ全員をメンバーに入れました」

Q:中島裕希を入れてから2トップのような形になって、そこから流れが変わったように監督はお思いでしょうか?
「ワントップ、赤嶺でどこまで行けるのかが今日のポイントでしたね。2トップになるのは、一応ビハインドだったり0-0だったりした時にも、仕掛けのポイントとして中島にもそういう話をしていた。ちょっと相手のCBが赤嶺に対してもファールが多くなってきたのが見えてきたので、それを2トップにしたらもしかしたらバイタルエリアでFKもらえるかなと。それでスイッチを入れました。2トップにしました。少しは混乱させることが出来たかなと思います」

Q:太田選手の具合はどこを痛めているのでしょうか。
「足が吊っただけです。あそこまで来ると残りの時間を考えれば、足を吊ってる選手よりも元気にボールに行ける選手の方が大事になってくるので、そこで富田を入れて、やりました」

Q:試合前に川崎Fのサポーターが、フラッグを用意してくれていたんですが、そちらの感想をお願いします。
「ホントに、ここに辿りつくまでにいろんなチームの支援、そういった支えがあってここにこれて、今日の試合の雰囲気もどういう状況になるかわからないという中で、もともとフロンターレのサポーターとベガルタのサポーターが非常にフレンドリーだって話は知っていましたし、ただ、その友好的な所にボクたちがすこし寄りかかってはね、やばいなという気持ちもありながら。だけど非常にいい雰囲気でゲームをさせてもらったので、本当に雨風あってもそういった雰囲気を作ってくれたフロンターレの関係者に感謝しながら次のゲームに進んでいきたいなという思いです」

Q:東北の被災地を勇気づける勝利になったと思いますが。
「ホント、試合が終わった時にうちのチームには、はっきり言って宮城県人が大久保、東北人の菅井とか数少ない中で、オレも青森県人の東北人で、ベガルタに居る選手が本当に東北のためにやってくれたという、風に考えたらなんか涙が溢れてきたので。ホントにこういった勝利をね、でこういった戦い方を続ける事が本当に、一日でも早く東北が元気になればいいと思うし、自分たちがこうした戦いを一生懸命に続けてね、少しでもいい順位に付けられれば、そのシーズンが終わった頃の東北というのがね、限りなく進んでいると思うし、お互いにそういう事を常に意識した一年にしていきたいと思います」

以上


【J1:第7節 川崎F vs 仙台】試合終了後の各選手コメント(11.04.23)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00117763.html

●梁勇基選手(仙台):
「得点時のFKは練習から良くやっている形で、あそこら辺に誰かが飛び込んでくることは分かっていたのでニアに引っかからないことだけ集中して蹴りました。次郎が飛んだので驚きました(笑)前半は雨でスリッピーな感じでボールを落ち着かせる部分がなくて縦縦になってしまっていた。ハーフタイムに前線にためを作って押し上げる時間を作れればと話をした。先制されたことで、自分たちが前に出て点をとりにいくしかなくなったことが明確になったので結果的には良かった。体力的には出し惜しみして90分出るのではなく、出し切って控えの選手に代わった方がいいと思っていたので温存はしていませんでした。皆が喜んでくれたし、笑った顔とかを沢山見られたのですごく嬉しかったです。キャンプの時から勝って帰ると思っていたので実現できて良かったです。次のホームも大事な試合になる。今日勝ったことで注目も集まると思うしいいプレーをしていい結果を出したい。(次は楽天もホームで同じ日に開催なので)野球とサッカーというスポーツを通して、東北、宮城、仙台に元気を与えられればと思います」

●鎌田次郎選手(仙台):
「何が何でも勝ちたいという気持ちがあった。アウェイなのにあんなにサポーターが来てくれたし、川崎Fのサポーターも温かかった。リャンさんからのFKは何度もあったので、決めたいと思っていた。同点だったし、時間も時間だったので点を取れれば勝てると思った。どんなことをしてでも勝点を持って帰るつもりだった。日本全国からサッカーを通じての支援の和を感じました。ホームでもアウェイでも気持ちは変えずに次のホームの試合に臨みたいです。震災後初のゲームだったので注目されるのは分かっていたので、そのことは監督からも話があったので心の準備はできていた。チーム一丸となってやったことが結果につながったと思う。今日の勝利で何かを感じてもらえればと思っていました」

●斎藤大介選手(仙台):
「球際の強さとか落ち着きをもたらすプレーをしようと思った。限られた時間でも役割を意識して出ました。何よりも勝てたので、次に繋がる勝ちになったと思います。震災後初のゲームで勝つことで仙台の人たちの力を与えることができたと思うし、今日のように最後まであきらめないプレーを心掛けていくことで勇気付けられたと思う」

●関口訓充選手(仙台):
「サポーターがアップの時から全てのコールをかけて歌ってくれていたのでこういう気持ちが自分たちに伝わって来た。来れなかった人たちも沢山いると思うが結果を聞いて喜んでくれていると思う。こういう人たちのために戦いました。得点はラッキーだったかもしれないが、それが自分たちの執念だったと思う。ハーフタイムで円陣を組んだときに、勝って仙台に帰ろう!と声をかけた。震災から今日の勝利までは絶望から希望の光が見えてきてる感じでしょうか。試合が終わった後に、アウェイまで応援しに来てくれた人とかを見て泣きそうになったが、涙はシーズン終了後に良い結果が出た時に流したいと思います。今日の勝利は勝点3だが、この勝点3はとてつもなく重い勝点3になったと思います」

●太田吉彰選手(仙台):
「小宮山くんがケアしているのは感じていました。どうやれば抜けられるのかと思っていました。なかなか前に入れなかったですが、ワンチャンスをモノに出来ました。初めてのシステムでやれたが、もっと詰めていきたい。このままの勢いでやりたい。
シュートらしいシュートもなかったが、でも勝つときはこういうもの。みんなの気持ちが入れてくれたのだと思う。
(同点ゴールを決めてそのまま交代になったが)足が吊っていて、ただ、足が吊った痛さよりもうれしさが上回っていました。ホントにラッキーでした。きれいなゴールではないかもしれないですが、それでもゴールはゴールなので。
仙台で来られなかった人たちは、勝てたことを聞くしことしかできない人も多いと思う。そういう人たちが試合結果を聞いてくれて、それで希望をあたえられれば嬉しいですね。
あれだけ来てくれてすごい声援を送ってくれて、力になったと思います。プレッシャーはありましたが、そこで勝って喜び会いたかった。
(足が吊っていたので)通常であれば止めていたと思います。ただ、足が吊っただけでは代われなかった。筋肉が切れてもいいから、続けようと思っていました。気持ち的には最後まで続けたかったんですが(交代は)残念です」

●ジュニーニョ選手(川崎F):
「もっと早くから出たかったですね。自分としては15分という短い時間では難しかった。何もできませんでした。相手はモチベーションが高かったと思います。それは全員が試合前から理解していました。コンディションはゲームを続けていくうちに徐々に上がっていくもの。ゲームに入らないとコンディションは上がらないと思います。練習と公式戦とではちがうものです。(久しぶりの等々力だったが)グランドはすごくよかったが、雨が強かったですね。結果が出せなかった。それはチーム全体の問題。11人だけでもない。監督だけでもない。全員の負けです。ただ、ここで頭を下げていても仕方ない。次のゲームに向かっていきたいと思います」

●田坂祐介選手(川崎F):
「(投入時の指示は)相手が長いボールが多くて、ボールがこぼれる事が多かったので、それを拾えということ。守備の時はボランチのフォローをするように。攻撃では、前に行って来いという事を言われました。相手が長いボールを蹴ってきていて、それを拾って落ち着かせてからという事が前半から出来ていなくて、下でボールを回したいと思っていました。出来ていた部分はありましたが、そういう回数を増やしていきたいと思います。そんなに相手からのプレッシャーは感じていませんでしたが、仙台はやることは代えていなかった。拾ってからサイドにちらしてつないできていた。この負けを引きずらないように、名古屋戦に向けて勝てるようにしたい」

●中村憲剛選手(川崎F):
「もったいなかった。(サポーターの)みんながサッカーを待っていた感じでした。なかなか前にボールが出せなかった。カウンターのチャンスはあったし、前に運べるところもあった。後半はカウンターのカウンターが多かった」

●田中裕介選手(川崎F):
「シュート数自体もお互いに少なかったが激しい攻防はあった。(逆転ゴールについて)その前から押し込まれていて、失点もそう。押し込まれた中セットプレーになってしまった。セットプレーは何が起きるか分からない。それをあの時間に与えたのが良くなかった。今日の試合は去年からフロンターレが言っていた取りこぼしの試合だと思う。落としたらいけない試合でした。新しいチームの弱さが出てしまったと思います。ゴールは常に狙っている。今日に関しては良いボールがきた。その過程は後ろから出る事だったり、スペースに出るという部分があった」

以上



 

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